オーナーセラピストの 有賀 美樹 です。


 『私、有賀美樹のロミロミまでの道のり』

なぜ、ロミロミをやるようになったのか

 『母のアトピー発症とリンパとの出会い』
2007年早々。主人の母が、突然アトピーを発症しました。
首から顔にかけて真っ赤。
不思議なことに、首の周りには、まるでTシャツを着ているかのように赤と白の境界線がくっ
きりと現れるくらいの違い。
これは驚きました。
顔は赤い上に皮がボロボロ剥け、痒そうにしていたのを今でも鮮明に覚えております。
日中は色つき眼鏡、マスクで顔を覆い、辛い日々が続きました。

そんな時に、周りでなぜかリンパというフレーズを良く耳にするようになりました。
リンパマッサージ、リンパドレナージュ、リンパの流れ、などのキーワード。

リンパってなんだろう?その時初めてそう思い調べてみました。
リンパの滞りは様々な疾患に繋がったり、免疫系等にまで影響がありそうだ。
リンパは中国で言うところの津液という水を全身に運ぶ器官なので、その滞りがあるのでは
とその時思いました。
そんな認識から、リンパのマッサージをやったらどうだろう。と思うようになり、あるリンパの
講習会に偶然的なご縁から出席することが出来、モニターを受けることも出来ました。

 『モニターを受ける目的』
それは、リンパのマッサージをやったことが無かったので、その手順を覚える事。
デモンストレーションのモニターでしたので、チャンスは1回だけです。
その1回である程度の流れや圧力、手順の全てを頭に、体に叩き込んでこようと決意して出
かけていきました。

デモンストレーションなので、目の前には大勢の人がいます。人前に出ることが非常に苦手
な私にとって、ありえないほどの緊張。恥ずかしさ。
しかも、鎖骨を出さなければいけないので、上半身はタオル1枚だけ。

そしておよそ20分のデモンストレーションが始まりました。

とにかくひたすら覚えようと言うことのみに集中していたので、叩き込んでから、帰宅後直ぐ
に母へのマッサージを行いました。

内容については割愛しますが、驚くことに、およそ4回のリンパマッサージで信じられないほど
の変化を目の当たりにしました。

2回目が終わり、3回目を行う日には、顔の皮が剥けるのは大幅に収まってきたこと。
顔の赤みに関しても、信じられないほど落ち着き、白くなってきてました。
3回目が終わり、4回目を行う日には、皮もほとんど落ち着き、赤みもほぼ嘘のように薄くな
り、
白い肌に再生し始め、そばかすが見えてくるほどに回復してました。

正直こんな短時間であれだけのアトピーが劇的に変化するなんて思ってもみなかったので、
本人以上に、私のほうが驚きを隠せません。

同じ女性なので、顔の皮が剥けたり、赤くなってしまい、前を向いて歩けないという辛い思い
はとても良く分かります。
それが、劇的に変化したことは、人間の体ってすごいって言うこともそうですが、
マッサージをすることで、より多くの人達の役に立てるのではという新たな発見と喜びができ
たことは非常に大きかったです。

そのことを主人の母が体を張って教えてくれたこと。
そこからリンパマッサージを始めるにいたりました。

 『ロミロミとの出会い』
リンパを始めおよそ半年が過ぎた頃でしょうか。
今度は違う出会いを頂くことになります。
日本でロミロミマッサージを個人的に教えている方との出会いです。

リンパも非常に良かったのですが、なぜかロミロミと言うハワイのエネルギー、歴史に心が惹
かれていきました。
おそらく、肉体面ではなく、精神、感情などの深いところにまで作用するというロミロミの理
論、体系にとても驚いたのかもしれません。
マッサージは肉体面の調整という概念が強かったので、
そこに、心や感情の深い部分での癒しや解放を促すことはとても魅力的でした。

 『マウイの先生との出会い』
さらに、最近、2009年6月6日には、念願のハワイに行くことができ、本場の先生とご縁を頂
戴することが出来、マウイのエネルギーを感じながら教わる機会にも恵まれました。

全てが偶然の導き、いや必然の導きの中、今日に至っていることは、数年前には信じられな
かったことですが、今ではこのロミロミを通じて多くの方々のこころとからだの解放のお手伝
いをしていければと思いますし、お客様一人ひとりを大切に、素敵な時間を共に過ごすこと
ができることを心より願っております。

 私が学んだ先生のご紹介です

ジーナ・ナルアイ先生(左)
ジャクリーン・カプア・タイラー先生(右)


ロミロミマッサージを世に広めたハワイの長老・故アンティマーガレット女史の弟子であるジ
ーナ・イワラニ・ナルアイ先生とジャクリーン・カプア・タイラー先生に今回素敵なご縁を頂き、
マウイ島でマッサージを学ぶことが出来ました。
お二人ともロミロミマッサージのインストラクターをされています。

 お二人から学んだことで印象に残っていること

「ポノ」バランスの取れた状態・・・自分自身の感情や心をクリアーにし、許すこと、思いやりを
うまく調和していくことの大切さ。

先祖から受け継がれている日本の文化を、私たちが子供たちへと繋げていくことの大切さを
改めて知ることが出来ました。
話を聞いている中で心にジーンと熱いものがこみ上げてきました。

ジーナ先生、カプア先生は共にパワフルで優しい愛あふれる先生達でした。